ソラリアン星雲にて高度な文明に達したソラリアン。
数年前、ソラリアン議会は星雲外の新たな生物との遭遇を目指し、宇宙船による長期探査を実施することにした。
ある日、ソラリアン探査隊は生命体の存在する惑星を発見する。
その生命体の特徴はソラリアンに似ていた。 乗組員は大喜びし、すぐにでも接触したかったが、丹念に
幅広い調査のなかで、惑星の名はアースであり、生命体は人間と呼ばれる存在であることがわかった。 初期の観察において人間は平穏な存在に見えたが、観察を進めていくうちに恐ろしい事が次々と明らかになっていった。
人間という生物は、非常に暴力的で、欲が強く、権力に狂った存在。お互いを敬わず、権威筋は遠慮が無い。アース
更に、人間の、動物と環境の取り扱い方には驚くべきものがある。
それらを生き物としてではなく、ただの資源として扱っていた。 人間は資源と呼ばれているものを極限まで開拓していたので、残りの資源を巡って更なる戦争を起こしている。
ソラリアン議会は報告されたレポートから、人間はアース以外の世界にとって脅威であると判断し、アースを孤立させる対策を取ることにした。 人間が外部の生命体を永久に発見できないように衛星シールドを設置した後、ソラリアン探査隊は探査の旅を続けた。
人間はソラリアンの訪問を全く感知しなかったが、宇宙生命体を信じる者は少なからずいた。たとえ笑われても、生涯をその探索に捧げた信じる勇者達がいた。 しかし、ソラリアン衛星シールドの妨害により、いかなる努力も宇宙生命体の証拠の発見に至ることはなかった。